尾獣玉は尾獣最強の術であり、対応する形態のジンチュウリキも使用できる。玉を作る際、使用者は口の中で陽の黒いチャクラと陰の白いチャクラを8:2の割合で集め、球形(十尾の場合は円錐形)に成形して目標に向けて撃ち出す。この過程には膨大な量のチャクラが必要である。外見上、完成した玉は密度の高い黒い塊のように見える。
玉そのものは信じられないほど重く、空中に静止していても、その下の地面を押し潰す。発射されると巨大な速度で移動し、その爆発は攻撃範囲内のほぼすべてを蒸発させる。標準的なサイズなら山を地図から消し去るのに十分であり、場合によっては尾獣の力が大陸の反対側でも感じられるほどの破壊を引き起こした。ジンチュウリキが獣の完全な形態に入らずに玉を使うと、威力は弱くなるが、それでも深刻な脅威であり続ける。
発射方法は異なる場合がある。最も多くは玉を丸ごと撃ち出すが、一部の使用者は玉を吸収して細いビームとして放ち、より狭い範囲に破壊を集中させる。ギュウキは玉を吸収せずに波として放つことができる。十尾のジンチュウリキとしてのオビトは、木を使って同時に複数の玉を作り出し、それらを様々な方向へ向けることができた。九尾チャクラモードのナルトは、螺旋丸のように手で玉を形成し、そこに自然エネルギーを加えて、求道玉を撃破することができる。
波風ミナトは、まさにこの術に触発されて螺旋丸を生み出した。キラービーは、螺旋丸の形成過程が尾獣玉の生成を完全に再現しており、ただチャクラの回転が尾獣の形態に取って代わっているだけだと指摘していた。