イザナギは写輪眼を用いて使う幻術だが、相手の意識に作用するのではなく、現実そのものに作用する。使用者は短時間、何が本物で何が本物でないかを掌握する。最も多くは自身の防御に使われる。受けた傷や死さえも幻に変わり、無傷の使用者は元の場所または少し別の場所に現れる。このようにして、望ましくない結果はすべて打ち消せる。
この術は六道仙人が会得していた万物創造の術に基づく。まず精神エネルギーで無から形を生み出し、次に肉体エネルギーでそこに命を吹き込む。仙人の子孫であるうちはは写輪眼を通じてイザナギを使える。代償は術を用いた眼の失明で、視力を取り戻せるのは輪廻眼の覚醒のみである。貴重な写輪眼を失うことから、イザナギは禁術に分類された。
効果の持続時間は使用者の力量に依存する。普通のうちははイザナギを数秒しか維持できない。効果を延長するには、千手の遺伝子物質を得て仙人のチャクラを再現する必要がある。志村ダンゾウは移植した千手の細胞によってイザナギを約一分間維持でき、彼の腕にある十の写輪眼は、自らの選択による中断を挟んで効果を十分間にまで延ばせた。うちはオビトは千手の細胞を制御することで、ダンゾウよりはるかに長く一つのイザナギを維持していた。