この術は神樹の根を制御する力を与える。術者は根を惑星全体に拡大させ、生ある者たちに絡みつかせる。最も多いのは無限月読と併用する使い方で、幻術に陥った者たちはまるで繭のように根の樹皮に閉じ込められる。その状態でも犠牲者は生きているが、チャクラは徐々に吸い取られていく。集められたエネルギーは一点に集まり、神樹が新たなチャクラの実を育むことができるようになる。術者はこのチャクラを自分のものにすることができる。
やがて捕らわれた者たちは人格と特徴を失い、白ゼツへと変わっていく。枝を切り落とすだけでは犠牲者は解放されない。切り口からはすぐに新しい枝が生えてくるからだ。人々を救う唯一の方法は無限月読を解除することである。そうすれば根とすでに生み出された白ゼツは消え、捕らわれた者たちはゼツに変わりきっていなければ正気を取り戻す。